ハイブリッドワックス徹底比較

カーワックス

自動車がこの世に発明されたとほぼ同時に生まれたのがカーワックス。その歴史は古く、すでに100年を軽く越す。アメリカのモータリゼーションの頃には市民権を得ているほどで、多くのユーザーに愛されてきた。

カーワックスは自動車塗装表面に被膜を形成し、艶を出し、汚れや雨、紫外線などから保護する効果を与える。

長い間人々から支持され、ワックスは塗装面を保護し、艶を与えその役割を果たしてきた。

そんなワックスも日本においては2000年代以降ガラスコーティングの大波にのまれて、市場は縮小していくばかりであった。

しかし近年はコロナ流行下における巣篭もり需要とも言える洗車ブームで市場が勢いを取り戻す。洗車民たちにワックスが再注目され、メーカーはワックスに力を入れて開発をするようになった。

ハイブリッドワックスとは…

そこから生まれたのがハイブリッドワックス。従来のカーワックスを現代のコーティング技術で再開発した新時代型のカーワックスの誕生である。

ハイブリッドワックスは面白いことに老舗のワックスメーカー社よりも、コーティングを得意とするメーカーがこぞって開発に力を入れ、続々とマーケットに解き放たれていった。

そのため、ワックスにコーティング成分を混ぜて、効果を強化されているものがほとんどだ。

カーワックスから進化したハイブリッドワックスは

 ・カルナバ蝋の柔らかで深い艶にコーティングのカチッとした光沢感で艶を高める

 ・ワックス油性被膜は洗車後に残った水滴の固着を抑制し、水シミ発生を防ぐと同時にコーティング化されたハイブリッドワックス被膜は埃が被膜内に固着するのを防ぎワックスのメリットにコーティングのメリットをプラスする

 ・撥水性向上添加剤をブレンド、以前では実現できない撥水を実現。コロコロと転がる水キレの良い流水を実現

 ・ツルツルさらりとしたスリック性の高さは汚れの定着を抑えると同時に、洗車の際に発生する摩擦を抑え洗車キズを軽減する

 ・タフな被膜を形成し、艶・撥水・保護・スリック全体の耐久性を向上する

 ・現代技術でレベリング性を高め、ムラの発生を抑制し美しい仕上がりを容易とする

 

短く言い換えれば

全てのカーワックス効果において向上を図ったのがハイブリッドワックスである。

 

TACシステム ハイブリッドワックス

日本国内においてはカーワックスは下火になっていたとはいえ、世界の多くの国ではコーティングよりもワックスの方が未だに根強い人気を誇る。

韓国においても、コーティングと共にワックスも長く根強い人気を誇る。

韓国発祥のTACシステムもコーティングで名を上げたメーカー。その技術力を活かして、ハイブリッドワックスを開発。

TACシステムではハイブリッドワックスを6パターンで展開中

さらに細かくその性能を比較してチェック

 

性能比較①艶

ワックスといえばやはり艶

艶ではバージョン4・5・6がトップ

カルナバのしっとりとした艶にコーティングのカチッとした光沢が合い重なり極上の艶をもたらす。

さらに塗装面が周囲を映り込し、鏡面効果を発揮する。

ワックスを塗る楽しさはその艶から来ると言っても過言ではない。

ハイブリッドワックスバージョン4を見る

 

性能比較②撥水

撥水性

水がコロコロと塗装面の上を水が弾いて流れ落ちる様子は見ていて気持ちがいい。しかしただ気持ちいいだけでなく、付着した汚れが塗装面に留まりにくく流れ落ちやすくなる。

さらに水切れも高まり、水滴を拭き取る時にクロスに吸水させやすくする機能も持ち合わせる。

バージョン2でブレンド技術で格段に撥水性を向上させ、さらに

バージョン4以降は撥水効果を高める添加剤成分を加え、グンと向上。

バージョン2は捨て難い撥水性。チェックする

 

性能比較③防汚性

防汚性

まずは付着した汚れが水で流れ落ちやすいこと。次に付着した汚れが放置しても固着しにくく、通常の洗車で洗浄して除去しやすいこと。この2点が防汚性を決める。ハイブリッドワックスはカルナバがそのものが持つ防汚性の高さを生かしつつ、コーティング化によって持続性を高めることに成功。

さらにバージョン6では汚れの固着防止を徹底的に研究。開発者ですら驚いた効果を発揮。

バージョン6を見てみる

 

性能比較④スリック

スリック性

ツルツルと手触りよく、ワックス独特の滑り具合は昔からユーザーを魅了してきた。従来のカルナバろうを溶かし込む工程をハイブリッドワックスは一から見直し。手間暇を掛けることでワックスの粗さを解消。シルキーで滑らかな手触りをプラス。

さらにフェザータッチのように被膜は付着した埃を走行しただけで離れていく。埃の積み重なりを軽減させる効果を持ち合わせる。

バージョン1で滑らかさをチェックする

 

性能比較⑤作業性

作業性

あまり重視されない作業性だが、美しく仕上げる点で塗りやすいこと・拭き取りやすいことは非常に重要。

ハイブリッドワックスは製造する際に原料となるカルナバ蝋を丁寧に溶かし込み、粒子を細かくしさらにブレンド技術で作業性を向上。

少量をアプリケーターに取り、薄くすーっと伸び均一となりやすい。さらに手でクロスを抑えて軽く拭く。キレ良く拭き取れて嫌な拭き残しを起こしにくい。

ハイブリッドワックスはどれも作業性が高いのが特徴。さらにバージョン6や7はワックスのムラを抑え仕上がり性を向上。仕上げるのが難しい濃色、黒い車のオーナーにこそ使って欲しい。

バージョン3のスムーズな作業性をチェックする

 

おまけ

液体ワックス

さっと塗ってそのまま拭ける液体ワックス

固形ワックスほど手間をかけて作業をできないという方には液体ワックスも選択肢の一つ。

手軽な作業でワックスの艶感を楽しめる。

TACシステム”カフェイン”

水性ワックス”カフェイン”はさっとスプレーしたらすぐに拭き取って完了。

ワックスでもバチバチ撥水を楽しめる。

塗装面の色合いを鮮やかに仕上げる。

 

ぜひ多くの方にワックスの良さを知って頂きたい。ワックスを使用したことがないユーザーならコーティングとは異なる良さを知る機会となり、かつてワックスユーザーだった方なら昔とは違う進化したワックスに驚きを覚えるだろう。